7.体外受精の治療開始 ①準備~採卵まで
体外受精をするまでには、まずは準備期間が2カ月程あります。
その準備期間が結構きついです。。。
ちなみに私の場合は、検査結果から潜在性の高プロラクチン血症と診断されたため、テルロンを1錠、寝る前に内服していました。
最初の頃は、吐き気が強く、慣れるまでに1週間程かかりました。特に朝起きてからが、副作用に襲われていました。ただ、慣れてしまえば、副作用も落ち着いてくると思います。
そして、いよいよ、体外受精のための治療開始です。
まずは、採卵する周期の前周期の生理を調整するために、10日間プラノバールを内服します。
私の場合は5月が採卵予定だったので、3月の生理が終わって16日目から10日間プラノバールを内服し、内服後の4~5日後に生理がくるように調整します。それが4月の生理に当たります。
そのプラノバール。私にとっては1番副作用が強い薬でした。
前もって、「副作用があるから寝る前に飲んでください」と言われており、覚悟はしていました。
でも実際、あんなに副作用があるとは…。
朝起きてからが戦いでした。
朝起きてうろうろすること10分。
吐き気・嘔吐が出現しトイレへ。
通勤で1時間かかっていたため、袋を持って車に乗っていました。
職場の駐車場で我慢できずにトイレで何度か嘔吐…。
職場では周りの様々な匂いに耐えられず、途中でトイレに駆け込み嘔吐…。
大体昼過ぎくらいには副作用は落ち着き、夕食は普通に食べれていました。
私の場合は慣れるまでに4日かかりました。
その後は吐き気・嘔吐もあまり感じなくなりました。
嘔吐したのも最初の2日程度。
このプラノバール。調べるとつわりの様な症状が出るようですね。
そして地獄の10日間を抜けだし、その4日後にぴったり生理がきました。
生理がきてからも大忙し。
生理3日後。注射開始と内服開始です。
私の病院では自分で注射をする人がほとんどだったので、事前に注射の指導を受け、1日1回決まった時間に打っていました。
私は仕事をしていたため、朝6時半に毎日打ちました。
最初はドキドキして時間かかっていましたが、慣れるもんです。
何日か経つと、迷いなく淡々と出来てしまいます(笑)
そして注射開始6日目より、さらに1本注射が増え、合計2本打つことになります。
この2本目の注射が痛いです。筋肉注射でもあり、針が長い…。
この注射だけは最後まで慣れなかったですね。
そして、注射期間が終了。ホッとします。
採卵までの期間は病院受診も多く、仕事をしている方にとっては大変だと思います。
私は正社員で働いており、平日はほぼ休み無し。朝7時には家を出て7時に帰宅するというフルタイム。
治療するには事前に上司に伝えないと難しいと思い、結果の事と、これからの事を全て話しました。
とても理解のある職場であり、準備期間~結果判定が出るまでの約1ヶ月間、休みを頂くことが出来ました。
注射が始まり、採卵までの期間は、卵胞の大きさを定期的に見るため、2日に1回程度は病院受診が必要です。
私は準備期間~採卵までの受診回数は9回受診しています。
特に採卵前の一週間が回数は頻回になります。
また、費用としては体外受精のための治療は、全額自己負担になります。
注射代、薬代など合わせて準備~採卵前までの金額で、174,640円です。
高いですよね…。
これに、さらに採卵代、移殖代とかかるので、金銭面での負担はかなり大きいと思います。
そして、いよいよ採卵の日がやってきます。
8.体外受精の治療開始 ②採卵
いよいよ、採卵の日がやってきました。
旦那も精液採取があるので、一緒に受診。
当日は朝6時までに病院に行かないといけなかたので、4時半に起床し、5時前には家を出ました。
採卵は麻酔をかけるので、前日の21時以降は飲んだり食べたりが出来ません。朝も何も飲まずにそのまま病院へ。
全てが初めてですごく緊張…。
病院に到着し、着替えをして点滴。
順番までしばらくあり、その間ドキドキ…。
順番が来て、自分の名前を言う時は緊張なのか、吐き気がし、血の気が引いているのがわかりました。
私の病院は静脈麻酔だったので、採卵の時の痛みは全くありませんでした。
手術台に寝てからは、麻酔ですぐに入眠。
目が覚めた時には、「全部で10個~!」という先生の声が聞こえました。
時間にして約30分。
その後、看護婦さんに支えられながら、ベッドに移動し、しばらく寝ていました。
1時間くらい寝ていましたが、吐き気だけが一向に治まらない。
他に採卵をした人は続々と帰っているのに、私は歩いて帰る元気もありませんでした。
看護婦さんに伝え、落ち着くまでゆっくりして良いと言われたので、更に1時間寝ていました。
少し良くなったので、先生の受診を終え、何とか車に乗り帰りました。
その日1日はグッタリしていました。
吐き気などの体調不良がどこからきているか、何とも言えません。
麻酔の影響なのか、緊張なのか…。
でも、二度と採卵はしたくない、とその時に感じました。
ちなみに採卵代で、291,600円でした。
そして、見事に10個の卵がとれました!!
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9.体外受精の治療開始 ③新鮮胚移殖
採卵翌日には、いくつ受精卵が出来たのかを、電話で確認しました。
10個卵がとれて、そのうち7個が見事に受精出来ていました。
私自身びっくりしました。
卵子の老化という診断で、妊娠出来る確率が低いことを言われていたため、数個受精出来れば良い方かなと思っていました。
最初は驚きでしたが、少しずつ喜びに変わり、すぐに旦那に連絡しました。
そして、採卵から3日後に移殖が決定。
その間も、薬と膣錠は一日3回継続して服用していました。特に副作用はありませんでした。
そして、いよいよ移殖日。
採卵とは違い、移殖は麻酔なしで、約10分程で終了します。
カテーテルで受精卵を一気に内膜まで入れます。あっという間です。
副作用はありません。
終了後は10分程横になって、帰りました。
私の病院では、移殖する受精卵は基本的には1つだそうです。
7個の受精卵のうち、今回は1個移殖。残りの6個のうち、1つは胚盤胞まで分裂出来なかったため、分裂出来た5個の受精卵を凍結しました。
ちなみに移殖でかかった費用は、102,600円でした。
採卵、移殖だけで合わせると、費用は394,200円になります。
保険が効かないって、本当に負担が大きすぎますよね。。。
10.体外受精の治療開始 ④判定日
移殖して11日後、判定日です。
血液検査でHCGの値を見て、妊娠しているかを見ます。
採血を行い、約1時間待ち・・・
遂に診察室へ呼ばれました。
ドッキドキ…。
判定結果は陰性。
HCGの値も0.4でした。
当院では、HCG30以上で陽性となるようです。
確かに、なんとなく生理がきそうだな、という感覚がありました。
1回目は思いの外、ショックを受ける訳でもなく、次がある!と心の中で思っていました。
これで、1回目の体外受精の治療は終了しました。
この時は、後数回で妊娠出来るだろう、と思っており、まさか、これから8回も移殖するとは思ってもいませんでした。
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