11.凍結した受精卵の移殖開始 1回目
いよいよ、凍結した受精卵の移殖の準備が始まりました。
前回は、かすりもしない妊娠反応。。。
ショックを受ける暇もなく、生理がきたらすぐに次の準備を開始(笑)
ただ、凍結できた受精卵が5個あったため、何となく気持ちにも余裕はありました。
移殖のみであれば、採卵もなく注射などもないため、身体の負担は少し和らぐと思います。
プラノバールを10日間飲み、飲み終わって4日後に生理開始。
やはりこのプラノバールはダメですね。。前回同様、副作用が強い。。
そして、生理が開始して3日目から大忙しです。
エストラーナテープと鼻にスプレーするスプレキュア開始。
テープは2日に1回の交換で良いのですが、スプレキュアは1日3回。
たまに忘れてしまうこともありました(笑)
エストラーナテープは、簡単に説明すると子宮内膜を厚くし、フカフカにしてくれる効果があります。
スプレキュアは、排卵を抑える効果があります。
凍結胚移植の場合は、自然排卵を抑制させ、ホルモン補充周期になるため、全て人工的に調整させるようになっています。
この2つは特に副作用はありません。
費用はとても高いですが・・・のちほど記載します。
そして、移殖の5日前に病院受診し、子宮内膜の厚さを見ます。
そこで、大体移殖日が決定します。
いよいよ移殖日。14時から。
当日は、午前中仕事を終え、お昼から病院に向かいました。
移殖自体は簡単で、約10分程度。
前回もしているので、そんなに緊張することはなく、スムーズに終わりました。
その時の子宮内膜の厚さは12ミリ程はあったかと思います。
先生からは、立派だね!と言われたことを覚えています(笑)
そして、黄体ホルモンを補充する膣錠と内服薬をもらい、帰宅しました。
後は、判定日に受診するのみ。
ドキドキ・・・。
そして今回は移植して2日後から、与論島へ旅行に行ってきました(笑)
先生に色々と聞いて、飛行機は乗っても良いとのことだったので、無理をしない範囲で楽しんできました。
実は乗り物の中で、車が一番良くないらしいです。
飛行機、新幹線は比較的良いみたいです。
揺れが少ないから。
なるほど!
まぁ、台風とかぶってしまい、帰りは20時間の船旅でしたが・・・(笑)
そして、移殖して9日目。
ついに判定日です。
採血して1時間待ち。
名前を呼ばれ、診察室へ。
少し風邪気味だったので、先生が、
「体調は大事にしててね。妊娠してますから」と。
「あっはい。え??」
結果は、
HCG47。
当院では、HCG30以上で妊娠反応陽性と言われています。
自分でもびっくりしました。
妊娠おめでとうございます、という紙を貰い、様々な注意点などを教えていただきました。
何となく、その時は実感わきませんでした。
旦那、親、家族、職場の先輩に連絡し、おめでとう!という言葉を頂きました。
12.流産??
妊娠反応をもらい、6日目。
陽性判定をもらってからも毎日、基礎体温を測り、37度以上を保っていたのに、6日目。
基礎体温が36.8に低下。
あれれ?その次の日は36.7に。
確かに、生理がくるようないつものお腹の痛みは感じていました。
まさかね…とは思っていましたが、そのまさかでした。
出血。
何で?陽性反応もらったのに…?
病院に連絡し、再度血液検査を行いました。
HCGの値は教えてもらえませんでしたが、0に近い数値とのことでした。
・・・・・・・。
またダメだったのか・・・。
帰ってから、家事、洗濯などをしていると自然と涙が出てきました。
何で自分だけ?
何もする気になれず、次頑張ろう!という気持ちにもなれませんでした。
実際、先生からも言われましたが、初期の流産は、染色体の異常であるため、母体の影響ではないようです。
それをわかっていても、何で私だけ??という思いは頭にずっと残っていました。
2回の移殖を終え、1カ月休憩を挟みました。
基礎体温も1ヶ月完全にストップ。
色々考えました。職場でも話してると自然と涙を流していました。
周りの色んな話を聞いて、意外にも自分と同じ境遇の人がいることにびっくりしました。
正直、不妊治療をしている事は周りにはあまり知られたくない、と感じていましたが、よくよく考えると恥ずかしいことではないんですね。
話してみると、思った以上に気持ちがスッキリしました。
少しずつ自分の気持ちにも変化が出てきて、不妊治療は長い目で見て頑張るしかないのかな…と考えれるようになりました。
次は3回目の凍結胚移植になります。
ここで与論島の写真を数枚!
帰りの船。こんなに大きいのに、何故か船酔い(笑)
あれ、つわりだったのかな?と謎。
飛行機から見た与論島。
夕日のキレイさは格別。

リゾート地最高。ホテルも最高。
マンゴーカキ氷。
海のキレイさも格別。
何ジュースか忘れました(笑)
でも、めっちゃ美味しかった!